housenka1923の日記

荒川が造られた頃のことにあった事件を60年ほどのちに、地域に住む方々が教えてくれたのが始まりでした。1923年9月1日の関東大震災が起きた直後、多くの朝鮮人を殺して、その河川敷に埋めたことを。遺骨の一つでも葬ってあげなければ浮かばれないと。

関東大震災時、韓国朝鮮人追悼に向けて

私たち追悼する会は、2009年9月、犠牲者を追悼し、事件を記憶し続けるために「追悼碑」を建立しました。この街が「悲惨な過去を背負いつつ」繰り返さないことを誓い、誰もが差別や暴力を受けることのない優しい街になることを願っています。思いを共にする日韓の市民らによって建てられた追悼碑の碑文を紹介します。

                   

「1923年関東大震災の時、日本の軍隊・警察・流言蜚語を信じた民衆によって、多くの韓国・朝鮮人が殺害された。東京の下町一帯でも、植民地下の故郷を離れ日本に来ていた人々が、名も知られぬまま尊い命を奪われた。この歴史を心に刻み、犠牲者を追悼し、人権の回復と両民族の和解を願ってこの碑を建立する。」