関東大震災から100年
韓国・朝鮮人犠牲者追悼式は9月2日(土)です。
40数年前、朝鮮人虐殺の記憶を多くの方々が語って下さったお陰で、荒川河川敷での追悼を今日まで行うことができました。
既に犠牲者も証言者も鬼籍に入られていますが、記録に残すことができました。否定の仕様のない、なかった事にはできぬ事実がそこに埋められたことが明らかにされています。そして、皆さまの支えがあって、長きにわたって追悼を続けることができました。
今年も100年目という節目を皆さまと共に、迎えられるように準備しています。昨年の追悼式でお伝えしたように、「100年ペンニョン」という、若ものたちによる準備会を結成して計画しています。とても緩やかな集まりで、未だに新しい方が加わったりしています。前会報に引き続き、メンバー紹介を4-5ページに掲載しました。ペンニョンは、地域を知ることや事件の学び、証言の読み込み、追悼する会の歴史の振り返りなど続けています。ほうせんかの家の周辺整備にも取り組んでいます。そして、
5月27日(土)に 映画上映会を開催します。
追悼する会でのイベントは墨田区内で行ってきましたが、ペンニョンと早稲田奉仕園の協力を得て、初めて区を出て広く呼び掛けることとなりました。一人でも多くの方に歴史の真実を届けたいものです。
スコットホールは、1924年9月1日初めて追悼式を行った場所でした。当時の記事を紹介します。当時の緊張した場面が報道されていました。他社の記事もありますのでブログに紹介します。訪ねて下さい。
(イベント仔細)
5月27日(土)19時から21時 (18時半開場)
早稲田奉仕園スコットホール(スロープがあります)
内容
記録映画「隠された爪跡」呉充功監督 1983年
映像作品「In-Mates」 飯山由貴さん 2021年
アフタートーク
参加費 一般1000円・学生500円
問合せ 早稲田奉仕園プログラム担当 03-3205-5403